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流派と名取 番組に並ぶ名前の意味
番組には「◯◯流」「名取名」「師範」が並びます。誰が偉くて誰が弟子か、ではなく「その舞台に立つまでに何年かかっているか」が読めると、拍手の意味が変わります。
先に結論番組に並ぶ「◯◯流 ◯◯」は、その流派の名取(家元から芸名を許された人)。名取まで3〜5年以上、師範はさらに数年。県の協会公演には複数の流派が並ぶので、流派ごとの「味」の違いを楽しむ余裕は二度目から。まずは「その人がそこに立つまでの年月」に拍手を。
名前の読み方番組の「花柳◯◯」「藤間◯◯」
STEP 1入門礼・着付け・すり足・扇。1曲に半年
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STEP 2名取3〜5年以上。師匠の推薦→家元。流派名+個人名を名乗る。名取料20〜50万円+名披露目
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STEP 3師範名取後数年で試験。弟子を取って教えられる
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STEP 4家元・宗家流派の頂点。番組では「家元」「宗家」と書かれる
| 番組の表記 | 意味 |
|---|---|
| 花柳◯◯(名取名だけ) | 花柳流の名取。芸名で踊る |
| ◯◯(本名・子どもの名) | まだ名取でないお弟子さん。手ほどきの曲(菊づくし・羽根の禿)が多い |
| 師範 ◯◯/◯◯会主宰 | 教える資格を持つ人。おさらい会の主催者 |
| 後見 ◯◯ | 舞台上で踊り手を助ける人。同門の先輩や師匠格 |
| 唄 杵屋◯◯/浄瑠璃 清元◯◯/三味線/囃子 | 地方(演奏者)。載っていれば生演奏 |
| (素踊り) | 紋付袴・着流しで踊る |
五大流派と上方舞見る人のための雑学。特徴は各流派・解説記事の表現をそのまま
流派名の扱いについてこのサイトは特定の流派に属していません。上の説明は各流派の公式サイトと公開記事の表現を引用したものです。動画の振りはその先生・流派のもので、同じ曲でも流派により振りが違います。
発表会の裏側拍手の意味が変わる話
本舞台の発表会
かつら・衣裳の拵え、大道具、プロの照明・音響、生の地方。踊り手側の費用は数十万〜100万円超になることも。
おさらい会・浴衣会
弟子たちが化粧・着付け・照明・音響も自分たちで。入場無料が多く、初心者には気楽。
名披露目
名取になった記念の舞台。『松の緑』などの祝儀曲。名取料と合わせ100〜200万円という体験談も。
出演者が支えている人たち
演奏家・顔師(化粧)・衣裳・床山(かつら)・後見。舞踊会では出演者からご祝儀を渡す慣行がある。観客側には不要。
この章を終えたら
08 雑学 話したくなる日本舞踊
歌舞伎との関係、女形と立役の歴史、題材の12系統、季節と演目。休憩時間に隣の人へ話したくなる話。