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見る前に5分読むだけ 踊れなくていい 番組の演目名からあらすじが引ける 順位は出しません
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流派と名取 番組に並ぶ名前の意味

番組には「◯◯流」「名取名」「師範」が並びます。誰が偉くて誰が弟子か、ではなく「その舞台に立つまでに何年かかっているか」が読めると、拍手の意味が変わります。

先に結論番組に並ぶ「◯◯流 ◯◯」は、その流派の名取(家元から芸名を許された人)。名取まで3〜5年以上、師範はさらに数年。県の協会公演には複数の流派が並ぶので、流派ごとの「味」の違いを楽しむ余裕は二度目から。まずは「その人がそこに立つまでの年月」に拍手を。

名前の読み方番組の「花柳◯◯」「藤間◯◯」

STEP 1入門礼・着付け・すり足・扇。1曲に半年
STEP 2名取3〜5年以上。師匠の推薦→家元。流派名+個人名を名乗る。名取料20〜50万円+名披露目
STEP 3師範名取後数年で試験。弟子を取って教えられる
STEP 4家元・宗家流派の頂点。番組では「家元」「宗家」と書かれる
番組の表記意味
花柳◯◯(名取名だけ)花柳流の名取。芸名で踊る
◯◯(本名・子どもの名)まだ名取でないお弟子さん。手ほどきの曲(菊づくし・羽根の禿)が多い
師範 ◯◯/◯◯会主宰教える資格を持つ人。おさらい会の主催者
後見 ◯◯舞台上で踊り手を助ける人。同門の先輩や師匠格
唄 杵屋◯◯/浄瑠璃 清元◯◯/三味線/囃子地方(演奏者)。載っていれば生演奏
(素踊り)紋付袴・着流しで踊る

五大流派と上方舞見る人のための雑学。特徴は各流派・解説記事の表現をそのまま

花柳流

嘉永2年(1849)初代花柳壽輔が創始。門弟約2万人・名取約1万5千人で最大規模。「他流派に比べ手(振り)が多い」「細かい間のリズムを重視、舞よりも踊り」。

公式サイト

藤間流

宝永年間(1704〜11)藤間勘兵衛が創始。家元(勘右衛門家)と宗家(勘十郎家)の二系統。「手数の少ないおおらかな振り」「踊り手の腹(気持ち)を重視」。歌舞伎の振付を多く手がける。

公式サイト

若柳流

花柳芳松(若柳壽童)が創始。多くの派に分かれる。正派若柳流は家元不在の理事制。「品のある手振りの多い踊り」「お座敷にふさわしい」。

公式サイト

西川流

約300年前、初世西川仙蔵が創設。多くの流派の源流。名古屋の「名古屋をどり」。「雅さ」。

公式サイト

坂東流

歌舞伎役者・三代目坂東三津五郎が創始。現当主は坂東巳之助。「端正で切れの良い踊り」「作品を演劇的にとらえ『演じる』ことを大切に」。

公式サイト

上方舞(京舞・地唄舞)

山村流・井上流・吉村流・楳茂都流。屏風と燭台の前で素踊り、すり足の旋回が主。能と花街文化の影響。関東の五大流派とは体の使い方が大きく違う。『黒髪』が代表曲。

公式サイト
流派名の扱いについてこのサイトは特定の流派に属していません。上の説明は各流派の公式サイトと公開記事の表現を引用したものです。動画の振りはその先生・流派のもので、同じ曲でも流派により振りが違います。

発表会の裏側拍手の意味が変わる話

本舞台の発表会

かつら・衣裳の拵え、大道具、プロの照明・音響、生の地方。踊り手側の費用は数十万〜100万円超になることも。

おさらい会・浴衣会

弟子たちが化粧・着付け・照明・音響も自分たちで。入場無料が多く、初心者には気楽。

名披露目

名取になった記念の舞台。『松の緑』などの祝儀曲。名取料と合わせ100〜200万円という体験談も。

出演者が支えている人たち

演奏家・顔師(化粧)・衣裳・床山(かつら)・後見。舞踊会では出演者からご祝儀を渡す慣行がある。観客側には不要。

この章を終えたら

08 雑学 話したくなる日本舞踊

歌舞伎との関係、女形と立役の歴史、題材の12系統、季節と演目。休憩時間に隣の人へ話したくなる話。
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