今日のドリル 読み物しるし 0 / 14 登録不要・無料・順位なし
見る前に5分読むだけ 踊れなくていい 番組の演目名からあらすじが引ける 順位は出しません
日本舞踊の見方ガイド

初めて見る人のための、
日本舞踊の見方。

これから初めて見に行く人にも、誘われて行くことになった人にも、見たけれどよくわからなかった人にも。何を表現していて、どんな物語で、どこに注目すればいいのか。それがわかるだけで、同じ舞台がまったく別のものに見えます。踊れなくていい。番組の演目名から、物語と見どころが引ける「しおり」です。

30秒の現在地チェックへ演目を引く近くの公演を見る

「わからない」の正体は、4つに分けられます専門家の解説を集めると、つまずきは決まっている

① 歌詞が古語で聞き取れない

江戸〜明治の詞章は、その場で聞き取るものではなく「事前に読んでおく」もの。名詞を3つ知っていれば、振りが物語を教えてくれます。→ 4-6 詞章を追う

② 物語がない曲がある

祝儀物(松の緑・鶴亀)や風俗舞踊は、そもそも筋がない。「筋を追う」前提が合わない曲が構造的にあります。→ 05 演目

③ 所作の意味を知らない

扇が月に、手ぬぐいが綱になる「見立て」。首をかしげれば恥じらい、顔を伏せれば悲しみ。約束事を知れば読めます。→ 2-6 小道具の見立て

④ 曲の型を知らない

置→出→クドキ→踊り地→チラシ。「同じ振りに見える」のはリズム主体の踊り地。「いま物語のどこか」がわかると退屈が消えます。→ 3-1 五段の型
専門家の助言はほぼ一致しています「まず五感で感じる」(日本舞踊協会)、「間と呼吸を見る」(梅川壱ノ介)、「扇の見立てを追う」「歌詞を事前に調べる」(瑞鳳流)、「完璧に理解しようとしない」(和ものびと)。このサイトは、その4つを順に身につける道筋です。

四段で、見えるようになる1枚3〜8分。公演の前に第一段だけでも

第一段舞台の上の人と物誰が何をしているかが見える
第二段曲の型と所作物語の流れと、振りの意味が読める
第三段音を聴く唄と語り、三味線の違いが聞こえる
第四段演目を知る番組の演目名から、物語と見どころが浮かぶ

30秒の現在地チェック3つ答えると、最初に読む3枚が決まります

Q1. 日本舞踊の舞台を見たことは?
Q2. 番組(プログラム)の「長唄」「清元」の意味は?
Q3. 「クドキ」「チラシ」と聞いて?

次に見に行く公演のおすすめエリアを選ぶと、今後1年の公演が出ます(協会・支部・流派・劇場の公開情報から)

すべての公演は 11 公演をさがす。日程は必ず公式ページで確認してください。

次に見に行く公演を登録する日付と演目を入れると、予習のしおりとカウントダウンになります

よくある質問AIや検索で聞かれることが多い問いに、短く

日本舞踊を初めて見るとき、どこに注目すればいいですか?

まず「誰が何をしているか」。衣裳の色と持ち物で役を読み、地方(演奏者)の人数で音楽の種類を知る。次に曲の型(置→出→クドキ→踊り地→チラシ)で「いま物語のどこか」を追い、ゆっくりしたクドキだけは筋を追う。扇や手ぬぐいの見立て(月・波・盃・綱)を当てるのがいちばん楽しい見方です。

歌詞が聞き取れないのは普通ですか?

普通です。江戸〜明治の詞章は古語で、その場で聞き取るものではなく事前に読んでおくもの。演目名から歌詞の要点(名詞3つ)を読んでおけば、振り(当て振り)が名詞を教えてくれます。祝儀物のように、そもそも筋のない曲もあります。

拍手はいつすればいいですか?掛け声はしていいですか?

踊り手が決めの形で止まり、地方の演奏が終わったときが確実です。花道の出やキメで拍手が起きたら周囲に合わせます。掛け声(大向う)は歌舞伎の文化で、日本舞踊の公演では一般的ではありません。

日本舞踊の公演は何分くらい?服装は?

一曲は数分〜数十分(松の緑約8分、藤娘約20分、娘道成寺は歌舞伎で約70分)。県の協会公演は複数流派が一曲ずつ踊り、昼夜二部制のことも。服装は清潔感のある洋装・和装どちらでも。上演中の撮影・録音は禁止です。

番組(プログラム)の「長唄」「清元」「常磐津」とは何ですか?

曲名の前に書かれる音楽の種類です。長唄・端唄・地唄は唄う「歌い物」、清元・常磐津・義太夫は語る「語り物」。長唄は大編成で笛や太鼓が入り、清元・常磐津は見台の前に少人数、義太夫は太い三味線です。名前の頭の「花柳」「藤間」は流派で、その名取(芸名を許された人)が踊ります。

家族や知人が出演する発表会に招かれました。何を準備すればいいですか?

番組の演目名でこのサイトの演目カードを読み、動画を1回見て、当日見る点を3つ決めておく。出番の20〜30分前に着席し、撮影はしない。終演後は「おめでとうございます」と、良かった場面を一つ。花は3,000〜5,000円が目安で、祝儀は任意です。

日本舞踊を初めて見るなら、どの公演がおすすめですか?

教室の発表会・おさらい会(入場無料が多く気楽)、解説つきの公演(国立劇場「伝統芸能の魅力」など)、県の日本舞踊協会支部公演(複数流派を一曲ずつ)。演目は『藤娘』『鷺娘』『娘道成寺』が初心者向けとして挙げられます。エリア別の公演はこのページの「次に見に行く公演のおすすめ」から。

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このサイトの出発点なぜ作ったか

県の日本舞踊協会の舞台を見て、わからなかった家族が師範として舞台に立つのに、客席の自分は「何を表現していて、どんな物語で、どこに注目すべきか」がわからなかった。これから初めて見る人が同じ思いで離れていかないように、専門家の解説と公開動画を集めて「見る順」に並べました。特定の流派には属していません。

続けるための、小さな仕掛け順位・採点・他人との比較はありません

読んだ/観た

知識カードは「読んだ」、演目カードは「あらすじを知った」「この演目を観た」。観た演目は回数つきで残ります。

次の公演

日付と演目を登録すると、予習チェックとカウントダウン。観たあと「観てきた」で記録に。

しるし(14種)

「舞台が見える」「五つの演目」「はじめての観劇記録」など行為に紐づく印。上手さは採点しません。
あなたのしるし 0 / 14

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お客さま向けの予習用に自由にリンクしてください。動画は各流派・機関の公開動画を埋め込んでいるだけで、このサイトが所有・配信しているものではありません。→ 10 このサイトについて

この章を終えたら

02 舞台の上の人と物 踊り手・地方・後見・衣裳・小道具

幕が開いたとき、舞台には踊り手のほかに何人もいて、いろいろな物が置かれています。「誰が何をしているか」がわかると、見る場所が決まります。
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